あかりの歴史を見てまいりましたが、最後に「エジソン以来の発明」と称される有機EL照明について取り上げます。
有機EL照明は有機物に電圧をかけることで、有機物自体が発光する現象を利用した照明です。
発光部はわずか1/10000mmで薄くシンプルな構成で発熱も微少なので、拡散用の器具が不要です。
発光効率も良く、面で発光するため光源そのものが広い範囲を照らすことができ、有害物質も含まないという特長があります。
また、曲げることができるので、デザインの自由度が格段に上がり、様々なフォルムを実現でき、複雑な形状の面に貼りつけることも可能です。
現在、開発が盛んにされている段階ですが、デスクライトや携帯用照明器具などの製品が次々に実用化されています。
有機照明は未来の照明の世界を大きく広げる照明として、今後のコスト削減や製品開発に期待したいところです。