白熱電球(1)―日本の竹が白熱電球を生んだ

白熱電球(1)―日本の竹が白熱電球を生んだ

あかりの歴史を見て参りましたが、いよいよ電気を使った照明である白熱電球の登場です。日本の竹が白熱電球の実用化の大事な役目を担ったことをご紹介します。
1878年にイギリスのスワンが真空白熱電球を発明し、翌1879年に米国のエジソンが炭素電球の点灯実験に成功し,白熱電球が誕生しました。
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白熱電球はガラス球内のフィラメント(抵抗体)のジュール熱による輻射を利用した電球です。当時、長時間発光可能なフィラメントが必要でしたが、なかなか見つかりませんでした。
エジソンはまず木綿糸により点灯を成功させていましたがその点灯時間は5時間でした。その後様々な素材を試し、ある時机の上にあった日本の扇子の竹をフィラメントにしたところ、点灯時間が200時間を超えることを発見し竹をフィラメントにすることにしました。
その後エジソンは世界中の竹を試しましたが、日本の京都八幡の竹が2500時間という最も長時間の点灯を記録しフィラメントに最適だと確認されたのです。そして1880年、日本の竹をフィラメントにして白熱電球が実用化されました。
その後1894年ごろまで日本の竹が輸出され、それにより製作された何百万個の白熱電球が世界を灯し続けました。
京都八幡の竹は、鉄分が豊富な土質だったため柔軟で堅個な性質があったとのことですが、日本の竹が白熱電球実用化に貢献したことは、誇らしい事実として記憶に残しておきたいと思います。

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