アルプスの山小屋を、軒の木組みを浮かべる光で。山岳施設のファサード照明の採用事例
標高高いドロミテのゲレンデに建つ山岳レストラン「Club Moritzino」。木板張りの壁と勾配屋根、アルプスを望む大きな窓をもつ、典型的な山小屋を思わせる建築です。
器具は32°×61°の楕円配光・アンスラサイト仕上げで、張り出した屋根の木組みの梁を下から照らすように設置。屋根の張り出しを陰影で美しく見せ、夜の山小屋に温かな表情を与えています。
Flori 1.2(フローリ) の32°×61°という横長の楕円配光が、張り出した屋根の木組み梁を一本ずつ拾うように下から照らし、アンスラサイト仕上げが昼は器具の存在を消します。配光形状を建築のかたちに合わせられることが、山小屋の素材感を陰影で語り、夜のゲレンデに温かな目印を生む効果となっています。
■ プロジェクト情報
所在地:イタリア・ドロミテ(バディア/ボルツァーノ)
用途:山岳レストラン(ファサード・軒)
使用器具:Flori 1.2(楕円配光プロジェクター)
■ 事例写真
Club Moritzinoの実プロジェクト写真(Luce&Light 公式)。
■ 導入器具と製品特徴
Flori 1.2(フローリ)── 楕円配光プロジェクター

製品単体(Flori 1.2/プロジェクター)。
【主な仕様】種別:屋外プロジェクター(軒・梁の照射)|配光:32°×61°(楕円)|仕上げ:アンスラサイト|保護等級:IP66/IP67(屋外)
製品特長:色温度のコントラスト(暖色×白色)を用いた演色設計で、空間の歴史性と現代の活用を一つの場で表現します。
導入メリット:産業遺産やリノベーション空間の物語性を高め、来訪者の体験価値・回遊性を向上させます。
■ 楕円配光で「面」を均一に照らす
32°×61°の楕円配光で、横長の梁や軒を効率よくムラなく照射。建築のディテールを引き立てます。
■ 仕上げ色で建築に溶け込ませる
アンスラサイト仕上げで器具を木部・外装に馴染ませ、昼の景観を損なわず夜間演出を実現します。
■ 日本国内での活用シーン(建築・土木・開発)
本事例の考え方は、山岳・観光施設、飲食店・ロッジのファサード照明、木造・自然素材の建築のライトアップなど、日本国内の建築・土木・開発プロジェクトにも応用できます。立場ごとの導入メリットを整理します。
■ 建築家・照明デザイナー:意匠を妨げない「見せない光」
器具を見せない埋込・低位置の納まりで、昼は存在を感じさせず、夜は対象だけを引き立てます。歴史的建造物や緑地・水辺の景観を、空間の質を損なわずに高められます。
■ 土木・公共インフラ:過酷環境の常時運用に応える堅牢性
IP67/IP68・AISI 316Lステンレス・ドライブオーバー対応の製品群により、歩行者・車両動線、水際、屋外緑地など、人や水・荷重に晒される環境でも長期運用。沿岸部の塩害にも配慮できます。
■ ディベロッパー・発注者:夜間の魅力と資産価値を高める
ランドマーク照明・親水演出・緑地のライトアップは、施設の夜間の魅力と回遊性を高め、賑わいに貢献。長寿命・低メンテナンス設計でライフサイクルコストの最適化にもつながります。
■ 光害・環境配慮:近隣と景観条例に配慮した配光
精密な配光とこぼれ光(光害)の抑制で、対象だけを照らし、近隣・生態系・夜空への影響を抑制。各自治体の景観・光害ガイドラインへの適合検討をサポートします。
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