今回ご紹介するのは、三重県いなべ市の自然と健康がテーマの温泉複合施設「いなべ阿下喜(あげき)ベース」のサウナに設置した「星空照明」です。
「いなべ阿下喜ベース」は、公共の健康増進施設をリニューアルした温泉、サウナ、宿泊、食堂からなる複合商業施設です。
温泉とサウナスペースがある「おふろcafé あげき温泉」には、アルカリ性「天然温泉浴場」と「サウナラウンジ Serow」があります。サウナラウンジには北欧のサウナの楽しみ方から着想を得た3種類のサウナがあり、それぞれ趣が異なったサウナを楽しむことができます。
25人収容可能なオートロウリュサウナ「murmur」、雨をイメージしたサウナ「pitter-patter」そして個室のような空間でリラックスできる「moon」。
「moon」は足を延ばして寝転んだ姿勢になれる3人用サウナで、体を預けた姿勢で天井を眺めることで、星空の下にいるような気分になり、幻想的な雰囲気を味わうことができます。氷の塊であるキューゲルをストーブで溶かし、香り・蒸気・音までもリラックスして楽しむことができます。
照明は「星空照明」となっており、EPKが照明器具をご提供しました。
天井に約40灯の光ファイバー照明が美しい星空を作り出しています。このサウナ用ファイバー照明は、瞬きの速度や調光の調整が可能で、星空の様々な演出を可能としています。
サウナ用ファイバー照明は、電気を通すのではなく、光を通すしくみのため安全性が高く、湿度にも強いためサウナ空間に適した照明といえます。また、デザインの自由度が高いため、好みのデザインの実現が望めます。
「いなべ阿下喜ベース」は、家のようにゆったりくつろぎながらいろいろな体験ができるという「おふろcafé」のコンセプトを体現した施設として多くの人の共感を得て賑わっています。
そしてこれからもこの星空照明はそのきらめく光で、心が落ち着いてくつろげるサウナ空間を照らし続けていくことでしょう。
星空照明については、詳しくご紹介した記事がありますので、そちらをどうぞ参考にしていただければと思います。