照明コラム : バイオフィリックデザインと照明 – 1

照明コラム : バイオフィリックデザインと照明 – 1

バイオフィリックデザイン Biophilic Design「人間は生まれながらにして自然を好む性質がある」という概念を環境、空間デザインに取り込んだものです。

バイオフィリックデザインを事務所オフィスに導入することで、生産性や創造性、幸福度の向上につながることが、研究により明らかにされています。*1
*1 ケイリー・クーパー博士らの研究結果

その効果は、生産性6%、創造性15%、幸福度15%、がそれぞれ高くなります。

他にもストレスの軽減、空気の清浄化、など人間に多くの良い影響を及ぼします。

バイオフィリックデザインと「自然光」

バイオフィリックデザインの中でも、自然光の要素は一番影響の大きい要素として認識されています。自然光が入り、外の景色が眺められる職場環境は、そうではない職場環境に比べてストレス度が低く、ストレスからの回復速度も早くなります。また、集中力が持続し、生産性も高くなり、従業員の疾病による欠勤率の低下にも大きな影響を与えることが分かっています。

バイオフィリックデザインと「自然を感じる要素」

バイオフィリックデザインとして、空間の中に室内緑化や壁面緑化などで生物・植物を取り入れて、緑視率(視界に入る自然の緑の割合)を高める方法があります。

豊橋技術大学と企業の合同研究によると緑視率が10~15%の場合、最も精神的ストレスが緩和され、パフォーマンスが向上する」という結果が出ています。

また、バイオフィリックデザインの効果は、疑似自然でも効果は期待できます。例えば、フェイクグリーンや、自然を描いた絵画、疑似窓の景色、なども人間に好影響を与えてくれるのです。

バイオフィリックデザインは、オフィスをはじめ、商業施設、ホテル、医療機関、教育機関、文化施設、展示会場・イベント会場など様々な場面で、人間がより人間らしく幸福に暮らせる持続可能な社会づくりに貢献するものとして、大きな効果を生むことが期待出来る手法です。

バイオフィリックデザインを取り入れた照明の実例をご紹介します。

バイオフィリックデザインと「自然を感じる要素」

照明実例:第一生命 新大井事業所

「サブリミナル・グリーン・オフィス」――「無意識のうちに緑を感じるオフィス」――と呼ばれるこの建物は、神奈川県大井松田に建つ白いコンクリートの直線的なデザインが印象的な第一生命新大井事業所のデータセンターです。

この建物は都心のオフィスにはない豊かな自然に囲まれた景観を利用してデザインされ、コンパクトでありながら広々とした印象となっています。そして働く人達が日々さわやかな空気や光を感じながら、外に広がる自然の景観を楽しみつつ、快適に過ごせるように計画されています。

この建物において、エントランスホール、食堂、ラウンジなどそれぞれの空間をより豊かな空間とするべく、EPKではシンプルで機能的なデザインの特注照明器具を製作致しました。

第一生命 新大井事業所

照明実例:銀座松竹スクエア



銀座松竹スクエアは、築地松竹会館の跡地に建てられた松竹大谷図書館を含むオフィス、飲食施設が入るの複合ビルです。
EPKは竣工時照明を担当させて頂きました。
エントランスロビーは大階段で構成されたイベントスペースにも利用できる大きな空間となっています。

竹林がロビー内に設置されています。ロビー大階段と竹林とルーバーがダイナミックに空間を構成します。

照明実例:Center Court(センターコート)

起伏のある中庭を持つテラスハウスタイプの集合住宅です。
中庭へ住戸が向いて豊かな太陽光と庭の緑と通り抜ける風を感じられるサスティナブルなレジデンスです。
この特徴的なランドスケープを照明でさらに魅力的にしました。

【注目プロジェクト】集合住宅 -3

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