櫻木神社に新しく建築された「喜櫻館」は櫻木神社の歴史と伝統に相応しい古い時代のデザインを蘇らせた風格のある擬洋風建築です。そのエントランスホールのシャンデリアをEPKが特注照明として製作させていただきました。
エントランスホールは2階までの吹き抜け空間となっており、木格子の八角天井に囲まれてシャンデリアが設置されています。この器具は特注の照明器具となっており、素材選びからデザイン、製作、設置までをEPKが行いました。
エントランスホールのシャンデリアは、桜の文様をデザインに組み込み、訪れる人をやさしく迎え入れる照明としました。間接照明の柔らかい光で満たされた天井から吊り下げられ、桜の花が浮き出て明るい雰囲気を醸し出しています。
中央の球状のガラス製シェードの下部に桜の模様を彫り込むことで、光が通ると桜の花がほのかに浮かび上がり、その桜を通したやさしい雰囲気の光が、周囲へと広がります。中央シェードへは、鋳物製の立体感を加えた桜の花びらの装飾が囲みます。
周囲の筒状の灯体は、底の桜の柄が光の影となり、くっきりとした桜の姿を見せてくれます。また、天井からの上部筒状セードは、光を通すと桜の花と花びらの模様が華やかに浮かび上がり、動きの感じられる桜模様となっています。
このエントランスホールのシャンデリアは喜櫻館を訪れる人々を温かい光で包み込み、そして桜の雅な雰囲気で迎え入れる風格のあるやさしい光の照明器具となっています。
喜櫻館は、人々が集う心休まる空間として、大切なコミュニケーションが図られる空間としてこれからの神社の歴史を紡ぐ大切な場となっていくことでしょう。そしてこのシャンデリアは、伝統の継承と共に変革も取り入れて紡がれていくこれからの櫻木神社を見守りやさしく照らし続けていくことでしょう。
Link:
櫻木神社 https://sakuragi.info/