建物のアイデンティティを創り出す「ファサードライトアップ」。引き続き、RGBフルカラーでの演出効果、弊社事例をご紹介します。こちらもオリンピックカラー演出が含まれています。
名古屋トヨペット檀溪通店 設計:丹下都市建築設計
名古屋トヨペットの旗艦店として「多様な人々が、様々なレベルで交流することが可能な、くるま屋」を目指した「名古屋トヨペット檀溪通店」です。街のコミュニティ施設としての機能も合わせ持つ新しい形のショールームとなっています。
EPKは照明器具を担当させて頂き、またファサードライトアップのプログラム設定まで行いました。
奥行の異なる帯状のフィンがトヨタの車2000GTの流線形のデザインをモチーフに構成され、印象的なファサードとなっています。
ファサードのフィンを床から照らし上げる照明は、WIBRE(ワイブル)のハイパワー床埋込アッパーライト照明を設置しました。また、上部フィンに対しては、RGBフルカラー演出のLEDバータイプの器具とスポットライトをフィン内部に取り付けて照らしました。
フィンは鮮やかにRGBフルカラーでライトアップされて、演出シーンは年間カレンダースケジュールによるシーン設定を行いました。夏は爽やかなイメージ、秋は落ち着いたイメージというように季節ごとにイメージを決めて、ゆったりと動きでの変化も加えた色を設定をしました。
上の写真画像は、「オリンピックの光」の演出です。オリンピックカラー5色を表現するライトアップです。
このようないくつかイベントでのカラー設定の呼び出しやスケジュールも初期に設定に加えました。また、随時イベントがある際には、そのイメージに相応しい色構成をプログラム設定することもできます。
RGBフルカラー演出でのファサードを彩る光がシーンごとに印象が変わり、その時々の光の造形を、見る人、訪れる人々が楽しむことができます。
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