建物のアイデンティティを創り出す「ファサードライトアップ」。今回は、RGBフルカラーでの演出効果、弊社事例をご紹介します。
株式会社パソナグループ本社 ファサードライトアップ
パソナグループは、2017年5月「JOB HUB SQUARE」と称する新本社、東京駅日本橋口への移転をしました。「JOB HUB SQUARE」は「健康」「地方創生」「インキュベーション」をキーワードとしています。
EPKはライトアップを担当しました。
低層の柱部と高層の8層をRGBフルカラーの光で照らし上げました。
通常時のライトアップは、RGBフルカラーによる微妙な色味を選択した6色が周期的に変化するようプログラム設定しています。この色の変化は常に新しい提案をして進化しているパソナを象徴する新本社にふさわしい光となっています。
JOB HUB SQUARE オリンピックカラーライトアップ
上の動画はオリンピックカラーの演出です。
パソナグループは、東京2020オフィシャルサポーターです。オリンピック開催2年前にイベントライトアップを行いました。RGBフルカラー演出により、イベント時にはカラーのプログラムを入れ替えて多彩な光が実現できます。
また、パソナの入っているビル「日本ビル」は再開発のために2022年度に解体が始まる予定です。
低層部・高層部ともに共通のコンパクトなRGBスポットライトで最小数量での高効率最大効果を基としているので、解体後、再度の移転後もプログラムの組み換えにて、どのような場所へも、容易に照明器具を再利用することを想定しています。
安易に照明器具を廃棄せず活用していく、サスティナブル照明(持続可能性のある照明)の実現を、器具選定当初より計画されたサスティナブルなライトアップのプロジェクトなのです。
EPKのSDGsへの取り組み(4)-「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
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