EPKの導入物件、照明器具をテーマで切り取り、ご紹介いたします。
集合住宅、マンション等の照明をご紹介致します。
麻布マナー(麻布、東京)
邸宅(マナー)と名付けられたこの低層レジデンシャルタワーは、麻布六本木の閑静な高台のエリアに建っています。
外観は、特別なライトアップを施されていませんが、外部に向けた大きな窓から、連続する内部からの間接照明の暖かな光で優しく輝きます。
エントランスの外部と内部では特注スポットセルライトと45°まで傾くアジャスタブルのダウンライトを使い、光をコントロールした高級感のあるエントランスなっています。磨き仕上げの大理石の床と壁面へ、シャープな濃淡のある光が落ちることで、静かに深みのある照明となります。
住宅のエントランスでは、家具下の間接照明で大理石床を光らせて、素材感を見せています。
また家具下に光を入れると、浮遊感と共に、低い位置にフォーカル光が広がって、落ち着いた心地よい雰囲気を増します。
住戸の部屋では、広く取られた間接照明コーブが空間を高く広く見せます。
天井面は極小開口を持つピンホールダウンライトを製作し、色温度の低いシャープな光で、タスクアンドアンビエントの光を与えています。
タスク”物を美しくはっきりと見せる光”と アンビエント”間接照明による空間全体を照らす光”のコンビネーションです。
また、ある部屋では、窓辺へと延びるアールに取った間接コーブによって、片側間接照明からグラデーションのように光を落とし、間接照明による光の表情を豊かにしています。