布素材は、カーテンやシェードのようなインテリアファブリックにおいて
自然光の調整に利用されて、光と身近な存在です。
その半透過性から光のニュアンスを変化させることができ、照明に活用されてきました。
布自体の素材感があり、また、様々な形状を自由にでき、柔らかな暖かい印象を与えることが出来ます。
セードの布素材が、プリーツであったり、織りの粗さ、生地の厚さの違いなどで、光の表情を微妙に変化させます。
スムースなファブリック素材と光
清潔感があり、シンプルでエレガントな雰囲気になります。
粗めで素材感あるファブリック素材と光
布の素材感を高め、高級感を出します。
プリーツ素材と光
きちんと折られたられたプリーツでの照明は、フォーマル感が出ます。
またゆるく手で寄せたプリーツは、素材の面白さを魅せることができます。
・ステップアドバンス麻布十番
シリーズで同じファブリックのセードをペンダント・スタンドに展開した事例です。
同じファブリックを使うことによって布素材からの照明の光が、全体を統一した落ち着いた空間を演出しています。
・ヒルトン東京
プリーツ素材を柔らかくシーリングに下げた建築照明の事例です。
天井がファブリック素材で全体的に照らすアンビエントとカウンター上を照らすダウンライトを組み合わせています。
・東京アメリカンクラブ
直方体のセードを大きなサイズで製作しました。
木の格子天井の折上天井から下げることによって
折上天井の間接照明とボリュームのあるファブリックの光で落ち着いた空間を演出します。
こちらは楕円形状のセードのスタンド照明です。
ファブリックは粗めの素材感のあるもので、本物感を深めています。