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2019 5月 08日

■照明コラム

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光と素材─和紙

昔から使われてきた日本の和風照明器具として思い浮かぶのは、和紙を使って作られた提灯や行灯ではないでしょうか。和紙を通った光はやわらかい光で何とも言えない温かみを感じることができます。提灯や行灯は現在でも旅館や祭りなど多くの場で利用されておりその温かみのある光が日本人に愛されて継承されてきた照明器具と言えるでしょう。
提灯など和風照明器具に使用されている和紙は微妙な風合いを持ち、光に豊かな表情を与えてくれる日本独自の素材と言えます。今回は和紙と光について取り上げます。和紙の原料には椿(こうぞ)、雁皮(がんぴ)、三極(みつまた)などがあり、この三種類を基盤に、産地や製造法によって様々な種類の和紙が生み出されています。和紙は繊維が長くて太く物理的に丈夫なことや紙を酸性化させる硫酸アルミニウムを使っていないため長期保存が可能で、古来から書画のみならず工芸用にも使用されてきました。その和紙の価値が世界にも認められ、2014年にユネスコの無形文化遺産に島根県の「石州半紙」、岐車県の「本美濃紙」、埼玉県の「細川紙」が登録されています。他には、美濃和紙、阿波和紙、土佐和紙、越前和紙、などがあります。
また、工法には様々なものがありそれぞれに味わいのある表情を持っています。
・落水紙(らくすいし)
和紙の材料を混ぜ合わせる糊である粘剤〔ねり〕を多量に入れて漉いた薄い地紙がまだ湿っているときに、水を噴霧状に落として小さな穴をあけた紙です。また、落水紙には水の動きで様々な模様を描くものもあります。非常に綴密な模様であるため、それ自体がまさに芸術品です。
・採紙(もみがみ)
その名の通り、揉んでやわらげ、シワをつけた紙です。襖〔ふすま〕や掛け軸に使用する際、布地のようなやわらかい感触を出すため、このような揉み加工を施します。その独特の感触は紙細工でも好んで使用されます。
・雲竜紙(うんりゅうし)
手でちぎった格〔こうぞ〕の長い繊維を地紙に散らせて雲のような模様をあらわしている紙を、雲竜紙と呼びます。着色した繊維を用いるものを色雲竜紙、数種類の着色繊維を用いるものを多色雲竜紙といいます。
他にもいろいろな種類の工法の和紙がありますが、その和紙の特徴を生かして照明器具に利用することで和紙を通したやわらかい表情豊かな光を得ることができます。

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