「大壁面を照らす照明」の事例です。
下からのアッパーの光が印象的な事例をご紹介します。
事例:銀座松竹スクエア
銀座松竹スクエア(築地松竹ビル) 設計: 隈研吾建築都市設計事務所・三菱地所設計
銀座松竹スクエアは、築地松竹会館の跡地に建てられた松竹大谷図書館を含むオフィス、飲食施設が入るの複合ビルです。
EPKは竣工時照明を担当させて頂きました。
エントランスロビーは大階段で構成されたイベントスペースにも利用できる大きな空間となっています。
この壁面には突端がRを描いた木の縦ルーバーが走り、ルーバーとルーバーの間のアッパーライトにて大壁面を照らしています。美しいガラスカバーのフラットな床埋込アッパーライトは、建築照明として壁面を照射しています。
またレストランのある上層との境には、白いストリングカーテンがかかって半透明に空間をつないでいます。
そのカーテンを、特注で製作しました連灯のスポットセル器具で、半透明の壁面への照明としてます。
階段の光と共に大きな空間を壁面の光が包み、憩いの場としても機能しています。