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東京大学総合図書館本館の復刻照明器具1

文京区本郷にある東京大学総合図書館は、蔵書数も多く、大学の附属図書館としては最大の規模となっています。その東大図書館を建物の外観を残して内部のみ全面改修し、さらに新しい図書館が既存の図書館の前広場の地下に建設されました。

既存図書館(本館)の内部の改修工事は、当時から残る歴史ある意匠を残して復刻するという工事となり、「記念室」に建設時に設置されていたペンダント照明の復刻器具の製作をEPKが担当させて頂きました。

「記念室」はのちに「貴賓室」と呼び名を変え、その後「自由閲覧室」「洋雑誌閲覧室」と利用者に公開されるようになり、現在は「メディアプラザ」として利用されています。8基のペンダント照明および内装を復刻し、在りし日の姿を今日また未来へ伝えるというプロジェクトです。

General_Library,_University_of_Tokyo,_2012-12

東京大学総合図書館の歴史として、1892年(明治25年)に建てられた図書館は、1923年(大正12年)の関東大震災により被害を受け、数十万冊の蔵書のほとんどが消失してしまいました。
その後アメリカのロックフェラー財団の多額の寄付を受け、内田祥三氏の設計により昭和3年に竣工した附属図書館は、戦火を免れることができて、現在まで約80年という歴史を刻んでその姿を残しています。

この建物には、震災の経験から強固な構造が求められ、鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階、地上3階、中央部のみ地上5階建になっています。外観のデザインはゴシック調となっており、入口にはアーチが連なり、外壁には淡褐色のスクラッチタイルが貼られています。敷地内の他の校舎と同様、重厚で落ち着いた佇まいの建物です。
伝統を受け継いできた図書館の蔵書数は現在では約120万冊にもなっていますが、さらに充実した機能を持つ新たな拠点としての図書館の実現を目指して、改修、新築計画が立てられました。

次回より、復刻照明器具の製作についてご紹介致します。



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