2階にはショールームがあります。車を展示するスペースや商談をするスペース、車に関しての情報を得ることができるバーチャルリアリティ画像の視聴スペースなどが広がっています。商談スペースには、20種類ほどの雑誌が置いてあり、車選びをしながらゆったりとくつろいで過ごすことができます。
天井の木調ルーバーは、一枚一枚異なった曲線を持っており、広くゆるやかなカーブを構成しています。照明はルーバーの間に特注スポットライトを設置しています。
床には車を展示するスペースに敷石を敷き詰めたように見える道が設けられ、その上部にはメタルのライティングロードが設置されています。変化する車の展示状況に応じて光の照らし方を調整できるようにムービングスポットライト「SALIOT(サリオ)」を設置しました。この器具はスマートフォン等の操作で調光調色・照射方向・配光角度をワンタッチで操作することができ様々な光の演出ができます。このようにEPKでは、最新の機器で光のコントロールを行うシステムも取り扱っております。
壁面は左官の挾土(はさど)秀平氏によるもので、乳白色の素面にシルバーのラインを施したデザインです。照明はダウンライトとスポットライトが連続して設置してあり、フィルターで調整されたやわらかい光で壁面を照らしています。左官壁により、空間全体がやわらかな空気に包まれ、天井の木調ルーバーが同調して温かみのある居心地の良いショールームとなっています。