教室棟の教室の照明は天井仕上げにより、蛍光灯ライン照明の埋め込みタイプとペンダントタイプを設置しています。
埋め込みタイプ
ペンダントタイプ
この照明は、蛍光灯が1本のラインのように繋がるEPK特注のライン照明器具です。蛍光灯の継ぎ目を隙間なく連続することができ、また器具毎に必要な寸法で製作することができます。
教室棟の教室に於いても、梁の間隔が異なる部分があり、その各長さに応じた寸法のペンダント器具を製作して納まり良く設置することができました。
特注照明器具は基本のデザインを基にして、長さ設定などを自在に変更したものを製作することができ、既成品ではできない空間へのマッチングが可能です。
蛍光灯は全て自動調光型とし、人感センサーにより、人がいなくなると暗くなり、人がいると明るくなるシステムとなっています。人の動きが激しい教室の利用状況に応じた省エネで合理的なシステムと言えるでしょう。
また、教室の光環境については、照度計算、照度分布の検討をして教室の照度を均一にし、光幕反射を軽減した照明計画を実現しています。
光幕反射とは前方からの照明光が机やその上に置いた紙などで反射することで不快なまぶしさを引き起こす現象です。まぶしさがあると目の不快感や痛みを引き起こすことがあり、集中力がなくなったり、疲れやすくなるなどの弊害が生まれます。
教室は長時間目を使う空間である為、眩しさをできるだけ軽減した計画としています。
EPKの特注照明は、生徒さん達が長い時間を過ごす教室を目に優しい光の空間とし、その快適な光環境づくりを担っています。
【導入物件】
大東文化大学