群馬県立近代美術館は群馬県高崎市の緑豊かな群馬の森公園内にあります。
設計は磯崎新アトリエ、1974年に日本建築学会賞を受賞し磯崎氏の代表作となっています。
建物は1974年に竣工し、その後2回増改築されて現在に至っています。
120cmグリッドの立方体フレームの集合体で構成された建築デザインは、妥協を許さない洗練されたミニマリストデザインとして高い評価を得ています。
EPKは、1994年に行われた増築の際、照明を担当させていただきました。
各展示室は磯崎氏の持つ美術館に対する情熱と創造性が充分に詰まったものとなっています。
そのデザイン意図に基づいて、計画段階から詳細な検討をして製作したEPK社製の特注照明は、理想の光環境を実現し、質の高い展示空間を作り出しています。
次回より展示室の照明についてご紹介致します。