今回は西新宿の新宿オークタワーのEPK社製 特注レジェンド照明器具をご紹介致します。
オークタワーは2003年に竣工した地上38階、地下2階のテナントビルです。
設計は日本設計、日建設計、施工は鹿島建設、大成建設、他ジョイントベンチャーで新宿オークシティと呼ばれる超高層ビルなどが集まった地域の中にあります。
開放的なガレリアの続く空間を歩いて行くとその突き当たりにあるエレベーターホールに、空中に浮かんでいるように見えるガラスのリングが見えます。
EPK社製のリングシャンデリアです。
人の行き交うエレベーターホールで、シンボルとなるような照明として広い空間にふさわしい大きさ(2400φ)のリングシャンデリアをデザインしました。
この器具は大型ですが、細いワイヤーとパイプとで吊ったデザインはとても軽快な印象を与えます。
その光は周囲の枠の間接照明と共にELVホールに温かみのあるゴージャスな雰囲気を醸し出しています。リング部分はステンレスリングとガラスリングが二重になっていて、リング上に微妙な光の濃淡が映り、見上げるとやさしい光の輪が目に入ります。器具上にはスカイライトがあり、日中はそこからの自然光もリングを透過することによって明るい視覚効果を生みだしています。
この照明は、美しい光のシンボルとなって、通路の交差部分にあるために人の動きで落ち着かなくなりがちなエレベーターホールを、ほっとするような温かみのある空間にしています。
Link : EPK WEBサイト「新宿オークタワー」