EPKがクラブ棟全体の照明器具を導入しました東京アメリカンクラブがグランドオープンしましたので、そのご紹介を致します。
今回は宴会場の「ボールルーム」をご紹介致します。
ボールルームでは、キュビズム調の形状の天井に合わせて8角形を基本としたシャンデリアを製作し設置しました。
このシャンデリアは約250個のクリプトン電球を配し、無機的になりがちな天井に、1つ1つの電球が灯す光がレトロな雰囲気を漂わせて、何ともいえない温かみを感じることができます。
空間とバランスをとり、寸法は2800φと大きいものですが、構造的に骨部分を細くして軽やかなデザインとなっています。(軽量にできているのと構造的に安定しているので今回の震災に於いても影響はありませんでした。)
伸びやかな線で構成された多角形の天井を、シャンデリアによりバランスを取り、同じく扇角状にデザインされたブラケットが、低い位置で引き締めてこの空間を落ち着いたものとしています。
ブラケットは、フロストのガラスカバー製でシャンデリアと共に鏡面仕上げとして高級感を出しています。シャンデリアとリンクしたデザインで上方にも光が広がり、クラシックな雰囲気が漂う、温かく優しい光の照明となっています。
また、天井にはダウンライトが配され、バトンに付属してスポットライト、ムービングライトが配されて演出効果を高めています。
ボールルームは鋭角で構成された天井にシャンデリアのデザインが優しい軽快さを醸し出していて、様々なシーンを印象的なものに演出することができる空間となっています。
【導入物件】
東京アメリカンクラブ