この度の東日本大震災により被害を受けられました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
地震後に行いました点検のうち、今回は信濃町にある明治記念館について取り上げます。
明治記念館は、明治14年に赤坂御所の仮御所として今の迎賓館のある場所に建造されました。1994年に改築が行われ、EPKが照明を導入させていただきました。
そのうち本館にある「金鶏の間」とその他の照明についてご紹介致します。
金鶏の間
この金鶏の間にはシャンデリアが建築当時から設置されていますが、この照明のほやは当時を偲ばせます。
また、天井をぐるりと方形に巡らして吊り下げた照明は、木製の枠内部のスリット部分に蛍光灯を入れ、外周に設置したハロゲンのウォールウォッシュが壁画を照らすように計画されています。
これらの器具を含め他の室やレストランの器具、及び建物外部にあるガラス製のブラケットまで点検しました。
その結果、地震の影響もなく安全であることを確認しました。
今回の地震による影響について、各プロジェクトの調査を行った結果、特に問題はなく、器具の安全性も確認できたことを3回にわたりご紹介致しました。
EPKは、今後も安全で快適な照明器具を皆様にご提供していきたいと考えております。