松林に広がる「彫刻の森」を、光の遊歩道で結ぶ。リゾートの屋外ランドスケープ照明の採用事例
北欧最大級のリゾート「The Well」は、静かな松林の中に佇みます。林の中には等身大の彫刻30体が遊歩道沿いに点在し、約300mのトレイルを形づくります。照明設計はSML Lightingが担当しました。
遊歩道にはLinear 2.1(リニア) の屋外ボラード(8.5W・3000K)を配し、彫刻にはGinko 2.0(ギンコ) プロジェクター(7W・3000K・34°/45°)を採用。ハニカムルーバーと非対称スヌートでグレアを抑え、地中スパイクまたは樹幹取付で柔軟に設置しています。
北欧最大級のスパリゾート「The Well」にとって、松林に点在する30体の彫刻と約300mのトレイルは、滞在体験を特徴づける重要なアメニティです。ここで照明に求められたのは、自然の闇という資産を守りながら、彫刻と歩行の安全性を確保すること。器具を景観に埋もれさせ必要な対象だけを照らす計画が、静謐な森の夜の散策という他にない体験価値を支えています。
Linear 2.1 のボラードが遊歩道の足元を穏やかに連ね、Ginko 2.0 のハニカムルーバー+非対称スヌートがグレアを抑えながら彫刻だけを照らすことで、松林の闇を必要以上に壊さずに約300mのトレイルを導けます。器具を景観に埋もれさせる設置(地中スパイク/樹幹取付)が、自然の中の鑑賞体験と環境配慮を両立させています。
■ プロジェクト情報
所在地:ノルウェー・ソフィエミール(The Well)
用途:ホテル・リゾート/彫刻の森・遊歩道
照明設計:SML Lighting
使用器具:Linear 2.1(屋外ボラード)/Ginko 2.0(プロジェクター)
■ 事例写真
The Well リゾートの実プロジェクト写真(Luce&Light 公式)。
■ 導入器具と製品特徴
Ginko 2.0/Linear 2.1 ── プロジェクター&ボラード
製品単体(左:Ginko 2.0/右:Linear 2.1)。
【主な仕様】Ginko 2.0:7W・3000K・34°/45°(ハニカム・スヌート)|Linear 2.1:屋外ボラード 8.5W・3000K|設置:地中スパイク/樹幹取付|保護等級:IP67(屋外)
製品特長:狭角配光のプロジェクター。ハニカムルーバー・非対称スヌートでグレアを抑え、地中スパイク/樹幹取付に対応します。
導入メリット:植栽や彫刻を狙い撃ちして「光と影」を演出でき、生長や季節に応じて配置・角度を柔軟に変更できます。
■ 彫刻を主役にする狙い撃ちの配光
Ginko 2.0の34°/45°配光とハニカム・スヌートでグレアを抑え、彫刻だけを的確に照らします。樹幹取付・スパイク設置で、緑地の表情を活かしたレイアウトが可能です。
■ 遊歩道を導くボラードの灯り
Linear 2.1ボラードが約300mのトレイルを連続的に縁取り、来訪者を安全に導きます。暖色3000Kで、森の夜の静けさに調和します。
■ 日本国内での活用シーン(建築・土木・開発)
本事例の考え方は、ホテル・リゾート・温浴施設の屋外、彫刻公園・遊歩道・緑地の樹木/園路ライティングなど、日本国内の建築・土木・開発プロジェクトにも応用できます。立場ごとの導入メリットを整理します。
■ 建築家・照明デザイナー:意匠を妨げない「見せない光」
器具を見せない埋込・低位置の納まりで、昼は存在を感じさせず、夜は対象だけを引き立てます。歴史的建造物や緑地・水辺の景観を、空間の質を損なわずに高められます。
■ 土木・公共インフラ:過酷環境の常時運用に応える堅牢性
IP67/IP68・AISI 316Lステンレス・ドライブオーバー対応の製品群により、歩行者・車両動線、水際、屋外緑地など、人や水・荷重に晒される環境でも長期運用。沿岸部の塩害にも配慮できます。
■ ディベロッパー・発注者:夜間の魅力と資産価値を高める
ランドマーク照明・親水演出・緑地のライトアップは、施設の夜間の魅力と回遊性を高め、賑わいに貢献。長寿命・低メンテナンス設計でライフサイクルコストの最適化にもつながります。
■ 光害・環境配慮:近隣と景観条例に配慮した配光
精密な配光とこぼれ光(光害)の抑制で、対象だけを照らし、近隣・生態系・夜空への影響を抑制。各自治体の景観・光害ガイドラインへの適合検討をサポートします。
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