大規模公共空間の動線を、夜間景観として成立させる埋込照明
UAE・ドバイ万博の公共空間では、FILIXの STEP UP SLIM 100(ステップ アップ スリム 100) が、夜間の動線を穏やかに導くための埋込照明として採用されました。器具は会場内の主要な歩行者動線や車路に沿って地中に連続して納められ、来場者が無意識のうちに光のラインをたどりながら移動できる構成となっています。FILIXのニュースでは、このEXPO案件で同系統の埋込照明が5,600台規模で現地導入されたことが示されており、非常に大きな公共空間での実装実績としても印象的です。

この事例で重要なのは、照明を単なる足元灯としてではなく、人と車の流れを整理する“夜間のインフラ”として扱っている点です。ご提示いただいたプロジェクト説明では、1800Kから3000Kへと変化するチューナブルホワイトが使われ、UAEの夕景から月光へと移ろうような光の印象が意図されています。強い演出照明ではなく、低い位置から連続的に光を入れることで、広い舗装空間に秩序と落ち着きを与えている構成です。大規模な駅前広場、複合開発、リゾート外構、歩車共存空間のように、視認性・誘導性・景観性を同時に求められる案件で特に参考になる考え方です。

器具選定の観点では、地中埋込で連続納まりができること、器具の存在感を抑えながらライン光を形成できること、そして歩行や車両荷重に耐える堅牢性がポイントになります。STEP UP SLIM 100(ステップ アップ スリム 100) の仕様資料では、IP67、IK10、3,000kgの耐荷重、低電圧運用、交換可能なLEDモジュール、12mまでの連続ランなどが示されており、公共空間での長期運用や保守も意識された構成です。意匠だけでなく、納まり、耐久性、維持管理まで含めて判断したいプロジェクトに向いた製品といえます。

製品名: STEP UP SLIM 100(ステップ アップ スリム 100)
用途: 公共空間の動線誘導、歩車道境界の視認性向上、地中埋込ライン照明
クライアント: EXPO 2020
竣工年: 2020
照明デザイン: AECOM
■導入器具 FILIX フィリックス社のご紹介はこちら
Step Up Slim (ステップアップスリム)
床埋込ライン照明
W=49mm × L=400mm / 1000mm ライン型/ CO150 (W150mm × L150mm) L字型]
■主な製品特長
地中埋込で連続した光のラインを形成しやすい設計
歩行者動線や車路境界の視認性向上に有効
チューナブルホワイトによる時間帯に応じた光の演出に対応
IP67・IK10対応
3,000kgの耐荷重性能
低電圧運用
交換可能なLEDモジュール
最大12mの連続ランに対応
























