【スペイン、ギプスコアのホテル】Marsetの照明器具のご紹介

EtxeAundi Hotel Boutique

Guipúzcoa, Spain

エチェアンディホテルブティック
ギプスコア, スペイン

プロジェクト： northHomeStudio

導入器具

Ihana　イハナ

by Joanna Laajisto , 2021

Ihana(イハナ) は光のシルエットをなぞるような穏やかな形をしています。この照明器具はその形状を形作り、器具を天井へ取り付ける堅固な金属構造と、それとは対照的な目に優しくしなやかな複数のオパール吹きガラス製のディフューザーで構成されています。

このコレクションはクラシカルなインテリアからモダンで洗練されたインタリアまで、さまざまなシーンに適した光の組み合わせを提案することができます。それを可能にしたのは、最大14個のディフューザーを一続きに接続することができる構造です。また、天井の高い空間も照らすことができるよう、さまざまな吊り下げ高さを用意しています。さらに「Ihana(イハナ)」は、光の強さだけでなく、色温度も調整できる「dim to warmテクノロジー」を搭載しており、温かみのある電球色（3000K）からキャンドルの光を模した超電球色（1800K）まで変化させることができるのです。

この照明器具は、120cmから315cmまでの4種類の長さを選ぶことが出来ます。40cmと60cmの拡張モジュールがあり、吊り下げる高さを自由に設定するができます。その際、吊り下げ高さを調整することで、視覚的に途切れのない構図を作り出すことができます。

デザインは、しばしば必要性から生まれます。フィンランド語で「絶妙な」という意味を持つ「Ihana（イハナ）」もそのひとつです。制作者である建築家のJoanna Laajisto（ヨアンナ・ラアジスト）は、ヘルシンキにある19世紀の建物にスタジオを移転しましたが、新しいオフィスに合う照明が見つかりませんでした。光の美しさを追求した彼女は、純粋でまるで図形的なフォルムと、硬質さと脆さのバランスによって定義される彫刻的な照明を生み出しました。Ihana（イハナ）は、黒いメタリックな構造体と白のディフューザーという対照的な組み合わせ、そして古さと新しさのニュアンスを表現したコントラストの総合的なデザインです。

現代的で普遍的なデザインは、時代を超えて愛され続け、いつ作られたかもわからないような物語の一部となるように作られます。