Hotel Sonne
Zittau, Germany
ホテル ゾンネ
ツィッタウ, ドイツ
プロジェクト : Natalia Anuszkiewicz and Christian Weise, Ottomar GmbH
写真 : Franz Mueller Schmidt
導入器具
Ambrosia アンブロシア
by Ciszak Dalmas , 2021Ambrosia(アンブロシア)の製作のきっかけは、伝統的なリネストラランプを復活させ改良し、技術的で力強いデザインも詩的な印象を見る人に与えるのだと示すことでした。
リネストラランプは当初、光が線状になった形状であったものが、どんな空間にも適応できるよう長さのカスタマイズが可能なモジュール方式に移行したのです。
Ambrosia(アンブロシア)のデザインは、天井に取り付けられた緩やかなラインの筒状の構造から始まります。そしてその先の照明の光が降り注ぎ、どんな空間でも優しく照らします。この拡散した光が空間を満たし、美しさを与えています。
この照明器具は、120cmから315cmまでの4種類の長さを選ぶことが出来ます。40cmと60cmの拡張モジュールがあり、吊り下げる高さを自由に設定するができます。その際、吊り下げ高さを調整することで、視覚的に途切れのない構図を作り出すことができます。
LED SMD 24Vチューブライトは、2200K、2700K、3000Kの3つの暖色系の色温度が選択でき、明るさを調節することができます。また、LED電源を含む天井フランジに設置することも、見えないよう埋め込むことも可能です。
Ambrosia(アンブロシア)は、マドリッドにある高級セレクトショップのためのユニークな装飾品兼照明としてスタートしました。シザック・ダルマススタジオは、ジョアン・ガスパールとともに、シンプルさ、機能性、美しさを兼ね備えるべく、この作品を改良することにしました。直線的でユニークなデザイン、ほぼフラットな光のセグメントをモジュール化し、アシンメトリーにすることで、ソフトで驚きのある照明システムを作り上げました。

Funiculí フニクリ
by Lluís Porqueras , 2013Lluís Porqueras(ルイス・ポルケラス)にとってデザインとは、美しく実用的で、シンプルかつ本質的なものが残るまで余分なものを排除することでした。1979年に発表された「Funiculí(フニクリ)」は、2013年に復刻され、マルセットコレクションのシンボルとなっています。
軽量で場所を取らず、光の当て方次第で間接光としても直接光としても機能します。デザイナーはこれまで固定されていたシェードを解放し、高い可動性を実現しました。また、2つの留め具で高さを調節することも可能です。Funiculí(フニクリ)は40年という歳月を経て、モスグレー、ブラック、オフホワイトというニュートラルカラー以外の新色を追加し、さらなる可能性を広げていきました。
新色のマスタードイエロー、テラコッタ、グリーンはFuniculí(フニクリ)のフォルムを際立たせ、空間に彩りを与えつつ、強烈な印象を見る人に与えます。新しい色調は陽気で鮮やかで、色彩がいかに空間にとって本質的か、与える影響が強いかを示しています。

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